【2024年最新版】何度も読み返したい、おすすめパン屋の本16選！レシピ本からサンドイッチの構成、エッセイまで。

皆さんは、パン屋に関する本がたくさん出版されていることをご存じでしょうか？
パンのレシピ本はもちろんのこと、図鑑形式のものやパン屋さんで実際に発売されているサンドイッチの組み立て方法など、様々な切り口の面白いパンやパン屋の本があります！

今回はそんなこだわりを感じるパン屋のおすすめのパン本をご紹介したいと思います！

おすすめのお菓子の本も紹介しています！

アマムダコタン パン・サンドイッチ・発想・展開

わたしのブログ記事でもたくさん紹介している大好きなパン屋「アマムダコタン」。2018年に福岡にオープンし、瞬く間に行列のできる人気店となり、2021年には東京・表参道に出店し、その人気は全国区に。

そのパン屋さんの本です☆ 小さなパン屋さん。 扉を開くと、 架空の世界に迷い込んだかのよう。 ワクワク楽しい 自分だけの物語の始まりです。

本書には、アマムダコタンのオリジナリティ豊かなパン・サンドイッチ75品を収録。サンドイッチの組み立て方を、イラストを用いてわかりやすく説明し、フィリングやソースのつくり方も詳しく解説☆
既存のサンドイッチにはない、圧倒的なボリューム感と華やかなビジュアルはSNSでも話題です！

アマムダコタンのパンの購入方法や、通販について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください☆

パンストック 長時間発酵のパンづくり

平日でも開店待ちの行列ができる福岡の超人気店「パンストック」。オーナーの平山哲生さんは、今もっとも注目されているパン職人の一人。

お店のパンの特徴は、数種類の自家製酵母種と微量のイーストを加えて長時間発酵させた、旨みが濃く口溶けのよい生地。どのようにして、求める味・食感の生地に仕上げるのか? 「酵母」「酵素」「pH」「グルテン」「でんぷん」をキーワードにした、平山さん独自の生地づくりがたっぷり紹介されています☆

unecefのパン

全国からお客さんが訪れる、東京都世田谷・豪徳寺の緑道に佇む大人気ベーカリーショップ「uneclef」（ユヌクレ）待望のレシピ本です☆

私も大好きなパン屋です。もっちりとした食パン、デニッシュ、カンパーニュ、食パン、サンドウィッチ、タルティーヌなどおすすめのパンがいっぱい！

本書では、パン生地のレシピはもちろんのこと、フルーツのコンポート、カスタードクリーム、ミルククリーム、ベシャメルソース、キーマカレーなどのレシピも紹介されているのもオススメポイント☆

忘れられないパン 「たま木亭」　基本の生地とバリエーション

京都を代表する超有名ベーカリー「たま木亭」。行列が絶えないパン屋さん。数々の雑誌にも取り上げられています。私にとっては、まさに忘れられないパンです。

パン・ド・カンパーニュやいった食事パンから、クーニャマンやブリオッシュなどの菓子パンまで、計12種類の基本の生地をレシピとともに詳細に解説。人気店のパンレシピが知れるなんて、豪華すぎます！！

お店仕様なので、材料の量は計算し直さないといけませんが、たま木亭さんの味が沢山詰まったステキな本です☆

ル・シュクレクールのパン

地元・大阪の岸部で独立開業した「ル・シュクレクール」。わたしも大好きなパン屋さんです！
瞬く間に超人気店となり、2016年には大阪の中心地・堂島へ移転拡張。評判は地元のみならず、東京のレストランシェフたちも一目置くほど。

どうしてこの店のパンはこんなにも愛されているのか？人柄伝わる面白い文体のエッセイは食ビジネス書としての多くのテーマを秘めた1冊でありながら、ル・シュクレクールのパンのレシピの本でもあり、読み応え抜群です☆

「365日」のパン暮らし

パンブームを牽引しているといっても過言ではない、東京・代々木公園の「365日」。都内屈指の大人気店で、いまや店舗を次々とオープンしています！！
そのオーナーにしてパン職人の杉窪章匡が考える「世界で一番おいしいパンの食べ方！」「モテるパンレシピ」を公開した1冊。

トースト、ハンバーガー、フレンチトースト、サンドイッチはもちろん、パンだけでなく、パンと一緒に食べたい卵料理やスープ、パンで作るデザートまで、コツとレシピが沢山です☆

「365日」の考えるパン

こちらも東京・代々木公園の「365日」のレシピ本。

今までの常識にとらわれず作り上げてきた、「365日」ならではの新しいパンの作り方を紹介したのが本書です。
カラーページでは、初公開の家庭で作れる「365日」の食パン、くるみパンのレシピをプロセス付きで収録。「こねない」など、ないない尽くしの工程だけど最高に美味しいパンが作れます。パン作りの概念が変わる一冊です☆

cimaiのイーストと天然酵母のパンレシピ

埼玉県幸手市にある、姉妹で営む人気のパン屋さん「cimai（シマイ）」。
お店には、小麦本来の風味を感じられる、イーストと天然酵母のパンが並びます。

こちらの本は、そのcimaiのパンを家庭向けにアレンジして、バターも卵も使わずに作るパンレシピが紹介されています。イーストと天然酵母のパン、それぞれの作り方をわかりやすく丁寧に紹介し、ハード系もソフト系も、どちらも種類豊富。パン好きにはたまりません。
ボリューム満点でワクワクするパンのレシピ本に出会えました☆

トラスパレンテのパンづくり　イタリア仕込みのパンーレシピと考え方

イタリアのエッセンスをふんだんに取り入れ、オリジナリティあふれる数々のアイテムで人々を魅了する東京・中目黒のパン店「トラスパレンテ」。

こちらはパンレシピを紹介したレシピ本です☆お店でのレシピなので厳密に再現するのは多少難しいかもしれませんが、どのパンも凄く美味しそうです！！
発酵時間も常温で３時間以上などといった表記が多いため、上級者向けかもしれません。ドライイーストとお菓子系パンは生イーストでのレシピ。美しい写真と斬新な組み合わせはオリジナリティ溢れていて、とても興味深くおすすめです☆

トラスパレンテのパン哲学　人気店のこだわりレシピと店づくり

こちらも東京・中目黒のパン店「トラスパレンテ」の一冊。

競争が激化するパン業界では、パンの作り方、品揃えだけでなく、いかに運営するかといった多角的な視点が必要ですが、人気店にはそのすべてを考え抜いた“パン哲学”が貫かれていることがわかります！

こちらはレシピ本ではありませんが、「トラスパレンテ」のパンが好きな人はもちろん、現在パン業界に携わっている人、愛されるパン屋を目指す人にとっては指南書ともなる1冊☆

メゾンカイザーのパンレシピ　とっておきのパン＆ヴィエノワーズリー95のレシピ

皆さんもご存知のパン屋さん「メゾンカイザー」。
パンへの情熱にあふれた真のブーランジェ、エリック・カイザーが、とっておきのレシピとルヴァンを使ったパンを上手に作る秘訣を大公開した豪華な本です！

ルヴァンリキッドの作り方から、ミキシング、成形、焼成まで、パン作りのすべてを、800枚以上の写真つきで分かりやすく紹介されています☆
とにかく写真が多くて、見ているだけでパン好きにはたまらない楽しい本です！

フィリップ・ビゴのパン　L’amour du pain

「ビゴの店」を芦屋に開業し、2003年には日本におけるフランスパン普及に貢献した功績が称えられ、フランス大統領よりレジオン・ドヌール勲章を授与されたBigot,Philippeさんのレシピ本です。

自分で生地の状態を見ながら作る人向けの本です。プロも見れる内容のようなので、初心者には難しいかもしれません。お店で実際に売られてるパンの作り方の詳細が写真とともに解説されています！
実際にお店に行ったことがある方は、より楽しめると思います☆

表参道バンブー Toast Sandwich bamboo ごちそうサンドイッチ

今年創業40周年を迎えるイタリアンレストラン「表参道バンブー」が、2017年に「トーストサンドイッチバンブー」を表参道にオープン！手作りで、ボリュームたっぷり、オシャレでおいしいサンドイッチが、女性を中心に大人気のお店です。

サンドイッチのおいしさ、楽しさ、奥深さをお伝えしたいと表参道バンブーが、その40年間様々な工夫とアレンジを加えながらも守ってきた伝説のサンドイッチレシピと、さらに新しくオープンした「トーストサンドイッチバンブー」のレシピを余すことなく紹介。
表参道バンブー“バンブーサンドイッチ”の秘密レシピを初公開した本のため、サンドイッチ好きにおすすめ！！

ブランジュリタケウチ どこにもないホームベーカリーレシピ

「ブランジュリ タケウチ」は、大阪に驚異的な人気を誇るパン屋さん。
梅田とミナミの間にある緑豊かな靭公園に面した、わずか15坪ほどの店舗に、常にたくさんのお客さんがあふれ、週末ともなると関西のみならず、全国から1日1000人が訪れる人気店です！

そんなパン屋さんが、大ブームのホームベーカリー用にレシピを開発。作業は材料の計量のみ。それだけで誰もがお店に近い味を再現できる。プロならではの究極の配合を紹介☆

タケウチのスペシャリテをアレンジしたレシピなどが盛りだくさんです！

ブランジュリタケウチ どこにもないパンの考え方

こちらも「ブランジュリ タケウチ」の本ですが、レシピ集ではなくお店のこだわりを記した一冊です！

看板商品である11のパン(天然酵母オリーブ、アールグレーのクリームパン、3種レーズン、バゲットなど)ができるまでのストーリーや、店のコンセプト、パン作りに関する独自の哲学など、お店の特徴である「どこにもないパン」の秘密とこだわりの店作りを余すところなく紹介。
ブランジュリ タケウチのコンセプトが深く知れる本です。

パンのペリカンのはなし

浅草の中心から、ちょっと離れた場所にあるパンの「ペリカン」。
食パンとロールパンのみの販売ですが、この食パンとロールパンが絶品のお店です。わざわざ遠方から電車に乗って買いに来るお客さんもたくさん。

こちらレシピ本ではなく、四代目店主のエッセイ的な内容です。引き継がれたパン、歴代店主、浅草の歴史、パン業界の内側等、興味深い話がいっぱい詰まっています。ペリカンのファンの方はもちろんのこと、パン屋の裏を知りたい方におすすめの一冊。

まとめ

パン屋さんのパン本、いかがでしたでしょうか？
ただのレシピ本とは違って、パン屋さんの個性が溢れでていて、パン好きにはもちろんのこと、パン作りの参考にしたい方にも写真を見ているだけでも幸せになれる本ばかりです☆

ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください☆